~京成電鉄 旧博物館動物園駅VR~ 「デジタル ハクドウ駅」公開
~京成電鉄 旧博物館動物園駅VR~ 「デジタル ハクドウ駅」
「デジタル ハクドウ駅」は京成電鉄の取材協力の下(※1)、2004年に廃駅となった「旧博物館動物園駅」をデジタルアーカイブしたもので、オンライン上で旧博物館動物園駅を体験することができます。一般公開されていないエリアにも入れるため、懐かしのペンギンの壁画やアナウサギも見ることができます。仕掛けも用意されておりますので、「デジタル ハクドウ駅」によるタイムトラベルをお楽しみください。
旧博物館動物園駅は、2018年4月に鉄道施設として初の「東京都指定歴史的建造物」に選定されました。現在は、上野「文化の杜」新構想(※2)において、上野エリアにおける新たな文化拠点としての役割を担っています。
「デジタル ハクドウ駅」は、東京藝術大学が進める「デジタル上野の杜」(※3)と「共生社会をつくるアートコミュニケーション共創拠点」(※4)の連携プロジェクトの一環として、普段は立ち入ることのできない旧博物館動物園駅をまるごとデジタル3Dモデル化することで、VR空間の中で地域の文化資源を介した新しいコミュニケーションプラットフォームの形成に寄与する研究と位置付けています。
Cluster版 ~京成電鉄 旧博物館動物園駅VR~ 「デジタル ハクドウ駅」
https://cluster.mu/w/8ebca0de-c5a2-4b9b-84ce-42b006c56f77
環境:Windows、Mac、モバイル端末(iOS、android)
VRChat版 ~京成電鉄 旧博物館動物園駅VR~ 「デジタル ハクドウ駅」
https://vrchat.com/home/world/wrld_66cbaeef-63b4-49c5-baf6-bfca6bbea093
※「デジタル ハクドウ駅」のVR ChatワールドはOculus Questには対応しておりません。
環境:Windows
※VRChat版には一部機能が実装されていません。
企画
東京藝術大学美術学部建築科
教授 金田充弘、非常勤講師 秋田亮平
東京藝術大学 社会連携センター
特任教授 伊藤達矢
取材協力
京成電鉄株式会社
ワールド作成
東京藝術大学美術学部建築科 非常勤講師 秋田亮平
3Dモデル作成(フォトグラメトリ)
藤原龍(株式会社ホロラボ)、長坂匡幸(株式会社ホロラボ)
3Dスキャン
クモノスコーポレーション株式会社
計測補助
東京藝術大学 阿部文香、張遥、ホウ シトウ、関田重太郎
※1 2017年6月26日付で、東京藝大と京成電鉄では、文化・観光の振興等の分野で緊密な協力関係を築き、地域社会の発展、ひいては日本の芸術文化の振興を図ることを目的とし、京成エリアの魅力向上や文化・観光の振興に関して連携・協力を推進することに合意し、包括協定を締結しました。
※2 上野地区に位置する文化・文教施設、行政、民間企業等で構成する『上野「文化の杜」新構想推進会議』が、2020年に向けた国際発信戦略として2015年7月にとりまとめたものです。
※3 東京藝大が2022年3月22日に公開した、文化・観光の拠点である上野公園を、リアルだけでなくオンラインでも体験、交流できるプラットフォームの実現を目指すプロジェクトです。令和3年度「東京都と大学との共同事業」によるものです。